KMC活動ブログ

京大マイコンクラブの活動の様子を紹介します!!

コンポージング大海を行いました

おそらくはじめまして。KMC1回生のtron(id:tron_kmc)と申します。 3/25に行ったコンポージング大海について報告します。

コンポージング大海とは、コーディング大海のDTM版です。部員が部室に集まり、目標を宣言した上で音楽を作ります。 (コーディング大海については↓を参照ください)

kmc.hatenablog.jp 2011年や2014年にも行われたようです。今回は2011年版を踏襲しました。

kmc.hatenablog.jp これ書いてる途中に気になって調べた所、2011年の記事があったんですね。「ツッコミ祭り」なるものは知らなかった。ちゃんと調べてからやるべきでしたね……

閑話休題。本日は約4人*1の部員が集結しました。

皆短い時間での曲作りは大変だったようで、お互いにヤバイヤバイと言い合ったり、1人は何度も目標を宣言し直したりしていましたが、最終的には全員しっかり仕上げることが出来ていました。

私が作ったものはこれです。

soundcloud.com

他のメンバーのものは、公開され次第紹介していきます。

追記

他のメンバーの曲も公開されたので紹介します。

soundcloud.com amoolくんの作品。作業目標は「トランス用シンセを使い倒したEDM風の曲」でした。

soundcloud.com opesanくんの作品。作業目標は「アコースティクインスト」でした。

soundcloud.com kypくんの作品。作業目標は「チップチューン」でした。

ちなみに、書き忘れてましたが私(tron)の作業目標は「エレクトロニック戦闘曲」でした。

余談ですが、これを行っている横で「12音階からの解放」について話している一団がおり、そのうちの1人が「7音階7拍子7楽器」の曲を作る、と宣言していました。楽しみですね。

CM

KMCでは4/12(水)からDTM練習会2017が始まります。音楽が好きな皆さん、作曲をしたい皆さん、KMCで一緒にDTMをしませんか?

もちろん、KMCではDTMの他にも様々な活動が出来ます。入部制限も活動に関する制約もありません。興味のある方は、ぜひ4月から始まる新入生説明会にお越しください。

www.kmc.gr.jp

*1:参加してるんだかしてないんだか微妙な人がいたので曖昧に

Android アプリを作る2016・第七回

こんにちは、 id:nonylene です。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

土曜日 (1/7) に、「Android アプリを作る2016*1」の第七回を行いました。

今回は Fragment の概要とネットワークです。最後は Slack に投稿する最高のアプリを作りました。

また、ネットワーク節の途中でスレッドについても説明しました。

speakerdeck.com

ところで今回でこのプロジェクトは最終回です*2。ありがとうございました。

ただ、RecyclerView ぐらいはやっておきたいので後日スライドにまとめる予定です(予定です)。

今週の気付きなど

  • OkHttp のコールバックはリクエストと同じスレッドになる
    • UI スレッドで実行するための記述、とても長くなるからつらい…。

*1:2016年度

*2:試験の接近とレポートが理由です

ベジエ書き初め2017

あけましておめでとうございます。id:zetaです。

 

年が明けたらやることのひとつとして書き初めというものがあります。一般的に書き初めといえば、半紙に墨でしたためます。こういうトラディショナルなスタイルの書き初めもいいものですが、パソコンサークルであるKMCでやる企画ではないなぁと思っていたところで私が思いついたのが「ベジエ書き初め」です。

 

KMCでは2年前からフォント制作を行うプロジェクトが存在します。昨年からはInkscapeやIllustraterといったソフトを用いて、ベジエ曲線で文字をデザインするというスタイルでのフォント制作が始まりました。せっかくベジエ曲線の扱いに親しんだのだからこれを使って書き初めをしようと思い至ったわけです。

 

思いつきでフォント制作プロジェクトに参加している部員に呼びかけたところ、プロジェクトの中心となって活動しているid:maztani君が年末にカッコいいロゴを作ってくれました。

f:id:kmc-log:20170102005446p:plain

ベジエ書き初めをするにあたって特にルールは設けなかったのですが、書き初めなので年が明けてから書き始めるということと、〆切はこのブログの予約投稿が発動するまでということにしました。

 

では、作品を紹介していきます。

 

zeta

 

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コメント

私は毎年の年始めには抱負として「富国強兵」というのを掲げているのですが、別に欧米列強と肩を並べるという目標があるわけではありません。国とか兵とかいうものを自分に置き換えて考えています。毎年「強兵」の部分は身体を鍛えてある程度達成できているのですが、「富国」の方がなかなかうまくいきません。今年こそは金を稼ぐぞ。

 

maztani

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コメント

デレマスの星輝子可愛いですよね。彼女の名前から一文字とって書きました。

今年の目標は、夏コミまでに和文フォントを完成させることです。できるかなぁ……

 

 

kurimotz

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コメント

 具体的な目標はぱっと思いつかなかったので、年の終わりに色々ひっくるめていい年だったと思えたらいいなと思って書きました。万事「いい感じ」になりますように。30分くらいでぺぺっと作ったハンコが我ながらお洒落で気に入っています。

 

作品は以上です。ご覧いただきありがとうございました。

 

KMCM

KMCでは昨年に引き続きフォント制作プロジェクトを行います。昨年よりもプロジェクトは加速していく予定です。KMCではフォント制作をやってみたいという部員を募集しています。KMCには入部制限はありません。また活動に関する制約もありません。詳細は下記Webページを御覧ください。

www.kmc.gr.jp

Android アプリを作る2016・第六回

こんにちは、 id:nonylene です。

土曜日 (12/16) に、「Android アプリを作る2016」の第六回を行いました。

今回は 画像 (ImageView) / Java からの View (findViewById 等) / 設定値 (SharedPreferences) です。

speakerdeck.com

次回は来年で、ネットワークで Slack に投稿する最高のアプリなどを考えています。ちなみに "2016" は年度(という言い訳)なので2017にはなりません。安心。

今週の気付きなど

  • 自分でも DrawableBitmap の関係をはっきりと把握していなかったので気付きがあった
    • BitmapDrawable とか初め見たときは一体何者だよと思った記憶があります。

それではみなさん良いお年を!

KMC 40th Anniversary Conferenceを開催します!!!!!

こんにちは、id:Pasta-K です。この記事はKMC Advent Calendar 2016の16日目の記事です。

先日、KMC 40th Anniversary Conferenceの開催をTwitterとウェブサイトで告知しましたが、アドベントカレンダーの記事を今日までに書かないととSlackのBotから脅されましたので、開催情報列びに初出となる会場情報などを紹介させていただきまして、クリスマスプレゼントとさせていただきます。よろしくお願いします。

そもそも何?

KMCは1977年に設立され、来年2017年に40周年を迎えます。過去にはKMC創立10H(←16進数)周年を記念したパーティーも開かれたことがあるので、40周年にもなんかドカンとやろうという寸法です。

KMCは普段毎年6月と11月にOB会を開催しているので、それに合わせた開催日程となっています。

会場を思い切って200人程度入る規模感で確保したので、現役のKMC部員、OB/OGの皆さんの他にもこれまでKMCがやってこれたのは数多くの皆さんのおかげだと思っていますので、是非皆さんにもお越しいただければと思っています。よろしくお願いします。

開催基本情報

日程

2017年6月17日(土)です!!!!!!!!!!!!!!今すぐGoogleカレンダーに書き込んでください。

会場

ロームシアター京都というのは、蔦屋書店があったりする建物になります。場所でいうと平安神宮の近くでみやこめっせの向かいです。

By Yasu (Own work) [GFDL or CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

サウスホールとはこういう感じのホールです。広い!!

スピーカー情報

現在、OBなどと鋭意調整中です。僕も今年読んだあの本のあの部分の著者の方などから快諾のお返事をいただいています。乞うご期待。

まとめ

というわけで2017年はKMC40周年!!!40周年カンファレンスに関する情報は今後もウェブサイトTwitterなどで公開していきますので、よろしくお願いします。

あと、繰り返しになりますが、会場を張り切って広くしたので、参加者が少ないと悲しいので、是非拡散共有、お友だちへのオススメなど諸々よろしくお願いします。良いお年を〜〜

Android アプリを作る2016・第五回

おはようございます、 id:nonylene です。

土曜日 (12/9) に、「Android アプリを作る2016」の第五回を行いました。

今回は Activity / Intent / レイアウト です。Android の基本かつ重要な部分です!

speakerdeck.com

今回からは喋った後は実際に Android アプリを書く時間としました。今回は XML の編集がメインで、 Button, EditText, TextView の設置を行ってもらいました。

次回は、Java からの View の参照やクリックされた時の反応の他、ネットワークへのアクセスなどを行おうと思っています。ついに (Android) Java を触る時が…!

今週の気付きなど

  • 暗黙的 Intent 、ブラウザで説明しようとしたら Android 6.0 からはブラウザのデフォルト設定解除ができず、常にどれかのアプリに設定されるようになっていた
    • Firefox インストールしたらアプリ選択画面が出るようになりました
  • Empty Activity を作成する時、昔は Hello, World! にStringリソースが設定されていたけど、レイアウトファイルにベタ書きされるようになっていた

終焉のC++ とは?

この記事はKMCアドベントカレンダー 9日目の記事です。

昨日の記事は、id:asRagi さんの【KMCAdventCalendar2016】アプリ・ゲーム制作者のためのエフェクト制作入門(Effekseer) - らぎメモでした。

Introduction

KMC 5回生のhatsusatoです。

最近は学校が忙しくてあまり趣味のコーディングができていなかったので、ネタがなくて困っていました。そのことを部室でこぼしたところ、終焉のC++のことを書くとよいと言われ、なるほどと思ったので書きます。

What is the 終焉のC++?

C++"expert friendly"*1とも言われるように、初心者にはとても習得の難しい言語です。まともに書けるようになるまでには長い道のりがあります。

終焉のC++とは、その名の示すとおり、C++についての見識を深め、よりよいC++プログラマになるために、C++の参考書を輪読する勉強会です。KMC内では終焉と略されて呼ばれたりします。僕はこの勉強会において、他人より長くC++に触れてきた経験を活かして、参考書の内容を強調したり、否定したり、*2コメントしたりするチューターの役割をしています。単に読み進めるだけでなく、どの部分を重視すべきかという視点を与えるのは、とても価値のあることだと思います。

History

これまでこの勉強会の存在は、外部にほとんど宣伝されることなく*3来たので、この機会にちょっとした経緯を書いておきます。

終焉のC++は2013年に初めて始まりました。なお、この終焉のC++というタイトルは、「はじめての...」*4などといった初心者向けの内容と比べて、もっと深い内容を扱いたいという思いから、割と適当な感じでつけたものです*5。このころは僕を中心とした少人数でEffective C++を読んでいました。殆どの部分を自分ひとりで発表していたので、とても疲れた記憶があります。Effective C++を読み終えた後は、少人数つまり需要が少なかったこともあって、この勉強会はそこで一度終了します。

その後ブランクを挟んで2015年、新入生の間にC++の勉強会の需要を見出したので、終焉のC++は再開しました。メンバーがほとんど新入生だったので、また一からEffective C++を読むことにしました。十分な人数を確保できたので、担当をローテーションして発表してもらう輪読形式で行うことができました。

今年の終焉のC++は、去年からの続きとして、前期にEffective STLを、後期にEffective Modern C++を読んでいます。

Future

現在は、まもなくEffective Modern C++も読み終えようというところ*6に来ているので、そろそろ次に何の本を読むか考える必要があります。 これまでEffective...系の本ばかりを読んできているので、まだ読んでいないC++の参考書はたくさんあります。 しかし、新入生に対して、C++の学習を進める上で欠かせない*7Effective C++を啓蒙する活動もまた重要です。 その一方で、Effective C++には今となっては古い記述や間違いになってしまっている記述*8も多々あるので、非常に悩ましいです。

また、KMC 5回生となった今、いつまで主導権を取って勉強会を進めるのかという問題もあります。 まだしばらくはチューターとして活躍するつもりですが、C++に詳しい新入生*9も入ったので、いずれは引き継いでいかないとなあなんて思ったり。

いずれにせよ、今後も引き続きC++の啓蒙活動は行っていくことでしょう。

Conclusion

終焉のC++とは、KMC部員をC++"expert"に近づけることで、C++に対して"friendly"な人を増やす勉強会です。

明日のKMCアドベントカレンダーはnonamea774さんのroot就任おめでとうの予定です。

*1:by Bjarne Stroustrup, The Problem with Programming

*2:関連する内容を

*3:KMC内にはもちろん周知されているのですが。

*4:特に具体的な本を意識したわけではなかったのですが、調べてみたら案の定実在しました。

*5:もしかしたらKMC内でもあまり由来は知られていないかもしれない。

*6:1月中に読み終える予定。

*7:もはやバイブルのようなものになっていると言っても過言ではないと思います。

*8:多くはC++11がリリースされたことに起因する。

*9:規格書を読んだりする程度には詳しい。